パチスロ打ちは錬金術師
「無から有は作れない。
何かを得るには同等の代価が必要。」
これは錬金術における等価交換の原理だ。
この原理は、我々パチスロ打ちにも適用される。
より多くの出玉を得るために、
機種ごとの知識を得、ホールごとの特徴を掴み、また足と頭を使って行動を起こすのだから。
そして当然、生粋のパチスロ打ちである自分も例外ではない……
といったことで今回は、いちパチスロ打ちとして、またいち錬金術師として朝から挑んだ実践(来店ポイント125ポイント目)を振り返ろうと思う。
この日の実践機種は北斗強敵。
結果から言うと、2,650枚を使い、錬成できたのは789枚のみという実践だった。
早い段階で弱チェからのCZを確認し、
終わってみればカウンター対応のレア役も合算で1/58となかなかアリそうな数値。
しかし、出玉が付いてこなかったので、北斗強敵はただただ面倒な機種であるという認識をさせられるものとなってしまった。
もちろん、納得のいく等価交換と言える実践でもなかった。
それでも、やはり自分は錬金術師であると言いたい。
なぜなら、
1本160円の缶コーヒー2本を、尿に錬成したのだから。
この日を振り返って今なお悔やむのは、実践に負けてしまったことではなく、
もし売れるのであれば、おそらく320円で売れるであろうこの尿を、
不覚にもトイレに流してしまったことである。
(続く)